ロッテホールディングス定時株主総会のご報告①
実態を明らかにすることが経営正常化への第一歩
2021.08.17

去る6月26日、ロッテホールディングスの定時株主総会が開催されました。

今回の定時株主総会においても、ロッテホールディングスの最大株主である光潤社として、ロッテグループの経営正常化を目的とする株主提案を行いました。その点については、定時株主総会の結果も含め、既にプレスリリースでお伝えしましたとおりです。

 

今回のブログでは、実際の株主総会の様子についてお伝えしたいと思います。

私自身、2015年に経営権問題が発生して以降、これまでに開催されたロッテホールディングスの全ての株主総会に参加してきました。しかし、ロッテグループの社員の皆さんにおかれては、株主総会で何が行われているのか、経営陣がどんな説明をしているのか、その様子は全く非公開とされ、これまで実態が明かされることは全くと言っていいほどありませんでした。

 

ロッテグループの最大の問題点の一つは、現経営陣が口では「透明性向上・ガバナンス向上」、「そのために株式会社ロッテを上場させる」などと言いながら、実態としては、全くと言っていいほど情報公開をせず、問題が起きても説明責任を果たすこともなく、その上、有罪判決を受けた経営者がそのまま経営を担っているという常識から逸脱した経営支配が続いている状況にあると考えられます。

 

本会としては、その実態をありのままにお伝えすることも、ロッテの経営正常化に向けた一歩だと考えます。これから数回に亘って、このブログを通じてロッテホールディングスの定時株主総会の様子をロッテグループの役職員の皆さんに情報発信していきたいと考えています。